上部(胃)内視鏡検査でわかる疾患
上部内視鏡検査では、胃がん、食道がん、十二指腸がんといった悪性腫瘍などの他に、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、急性胃炎、慢性胃炎、胃ポリープ、十二指腸ポリープ、逆流性食道炎といった疾患の診断・検査に有効です。
胃内視鏡検査は一般によく「胃カメラ」と言われている検査です。内視鏡検査は、胃や食道の病気の早期発見に有効な検査方法のひとつとして重要な役割を果たしています。
過去に辛くて苦しい内視鏡検査を体験された方もおられると思いますが、近年の内視鏡技術は格段に進歩しています。苦痛も少なく、より精密な検査を行うことが可能となっています。
内視鏡検査はお電話でのご予約にて対応しております。また、希望の方には静脈麻酔を行いますので、その場合30分~1時間休憩し、検査結果をお話しいたします。
カメラを口から挿入し、先端に付いている超小型のカメラで主に胃や食道の様子を画面に映し出して検査を行います。カメラは非常に細いので、苦痛も少なく検査を受けることができます。
口ではなく鼻からカメラを挿入するので、舌の根元に当たらず吐き気は少なく済みます。極細内視鏡を使用するため、鼻の痛みはほとんどありません。
上部内視鏡検査では、胃がん、食道がん、十二指腸がんといった悪性腫瘍などの他に、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、急性胃炎、慢性胃炎、胃ポリープ、十二指腸ポリープ、逆流性食道炎といった疾患の診断・検査に有効です。
まずは診察にお越しください。現在の症状やこれまでの病歴などを伺います(健診で精密検査が必要と判断された方はその検査結果一式をお持ちください)。
続いて、必要に応じて腹部の触診などの診察を行います。
検査が決まったら、患者様のご都合を聞きながら検査日程を決定し、ご予約をお取りし、検査についての詳しい説明を行います。また、内視鏡検査に必要な血液検査を行います。
緊急性によっては当日の検査にも対応致します。お電話いただき、食事を摂らないで来院してください。
原則として、前日の食事制限は必要ありませんが、なるべく21時までに食事を済ませてください。
当日の朝は食べないでいらしてください。水分は、水やスポーツ飲料など、色のついていないものならば問題ありません。
午後の検査の場合は、朝は軽く済ませてお昼は食べないでください。服装は、なるべく楽な格好でお越しください。
スタッフの指示に従ってご記入ください。
わからないことなどございましたら、お気軽にお尋ねください。
内視鏡検査を行う事前チェックとして問診を行いますので、質問にお答えください。
検査前に、診察を行います。
検査を行うにあたり、問題が無いかを確認します。また、検査前処置や検査方法など、検査完了までの流れをご説明します。
内視鏡検査を行います。
力を抜き、リラックスして受けてください。検査は5~10分で終わります。
検査が終わって身支度を整えたら、少し休んでください。
気分が悪い時は、お申し出ください。お休みいただいた後、検査後の注意事項の説明があります。
画像をご確認いただきながら検査結果の説明を行います。